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以前父がアルツハイマーと診断され、徘徊とBPSD、「どうして?どうすれば良いの?」。誰に相談して良いのかさえも解らず、認知症について知識もない私たち家族は崩壊寸前、持病のあった父は発病から4年でなくなりました。
何も出来なかった私たちは後悔しました。
 私は前職を早期定年退職し、家族のためになればと思い介護の世界に入りました。入職後介護福祉士も取得し、浅く広く学んできたので退職しようかなと思っていた時に認知症ケア専門士の試験の事を知りました。職場も居心地は良いし、仕事は楽しい、還暦は過ぎたけれど体力的にも大丈夫と思い試験に挑戦する事を決意。勉強を始めた矢先、母がアルツハイマーと診断され、徘徊が始まりました。仕事場では、患者様と楽しく、落ち着いて耳を傾けることが出来ても、家族になると話は別でした。しかし試験勉強をしながら母の言動で困ったら、勉強したことを思い出しながら実践し、ケアマネージャー、町内会、警察に協力をお願いし2年がかりで試験に合格しました。

 

 合格してから1年、定期的に届くケア学会誌等で、いろいろな現場での実践、事例報告、全国規模の研修会予定等、毎日職場で、家族で、勉強の日々が続いています。全国各地に友達も出来ました。「趣味もたくさんあるし、時間が欲しい」と思う今日この頃です。



認知症ケア専門士(Fさん)

 

 
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